飾らない場所

何者でもなくただ生きてるだけの、ここに居るだけの僕・私・俺

思い出す10年前のこと。

おそらく10年ほど前のことを

今でもふと思い出すので書くことにする。

 

10年ほど前に、俗に言う"オカマバー"に体験で働いたことがあるのだが、

そこには"オカマ"を売りにした生粋の?(笑)ゲイや、ニューハーフやらMTFの子らがいた。

 

体験で働いたのもほんと一週間程度で

その一週間の中で1日は別店舗に行って雰囲気を掴め!との指示のもと、別の店舗に行った先でMTFの子に初めて出会った。

 

仕事終わりにその子がご飯に誘ってくれて

話をする機会があったんだけど

 

"なぜこの仕事をしようと思ったのか"とか

"ゆくゆくはどうしたいとか"とか

"この仕事をする上でのアレコレ"など

仕事の話から、プライベートな話までした事が結構、印象に残ってる。

(※その子の話に限らず一週間で出会った人たちの事を未だにふと思い出すことがある)

 

胸の手術は済ませてある彼女に

「そういえば着替える時、後ろ向いてたね?なんで?恥ずかしかった?」と聞かれ

『いや、俺は男だから…着替える時に見られたら嫌かなと思って』と答えたら

彼女は笑って「店の皆は家族と思ってるから大丈夫、そこまで気にしなくていいよ」と言ってくれた。

 

そんな話やMTFの感覚?と言うか何と言うか

自分の身体が違うってどんな感じなのか。とか、はたまた全然関係ない共通点の話もした後に

 

『変な話し聞いてもいい?』

「なに?」

『って言っても変な意味は別になくて…MTFの子に初めて会ったから、気になって…』と、どう誤解無いように聴こうか迷ってたら

「わかってるから(笑)いいよ、なに?」

って、彼女は笑って聞く姿勢を見せた。

 

『嫌だったら別に答えなくていいから』

「うん」

『その…何て言うか、一人ではするの?

ってか、そういう時どうするの?ってか…うまく言えないんだけど…』

なんていう俺に

「あ~、普通にするよ?同じように」

と、嫌な顔一つせず答えてくれた。

『あ、そうなんだ?いや、自分のが違和感とか嫌なもの的な話ししてたから...単純にどうすんのかなと思って…』

「生理現象みたいな感じでするにはするけど、

でもただ処理する。みたいな、そこに感情は乗らなくてホント作業的な感じ」

『あ~そうなんだぁ?、そこに自分からなにか出る感じが嫌だとか、そんな現象が起こるのが嫌だ、みたいなのは無いんだ?』

「そこまでは無いかなぁ?」

なんて彼女は答えてくれた。

 

そんな(年下だけど先輩でもある)彼女が

「おごるからっ♪」と誘ってくれた食事の後に

会計をしていると

後ろから面識のない野郎ども(笑)が俺に向かって

"女に払ってもらってんの?(笑)"

と絡んで?というか吐き捨てて?横を通って行った。

 

その時に俺は、いきなり知らない人が絡んでくるのが物珍しすぎて治安の悪さに感心しつつも、変なのは無視するってか、存在を認めないのが吉だと思ってたからスルーしてたら

 

彼女が「男ですぅー」と更に吐き捨て、その場は何事もなく過ぎていったのだが…

彼女に自分で"男"だと言わせてしまった事が俺は何だか申し訳なく感じた。

 

昨今ではSNSや動画で色々と当事者達が発信してくれているけれど、

やっぱり俺にとってのリアルなMTF(の話し?など)はその子だなと今でも思うし、心の中に残ってる。

 

因みに働く中で、お客として

FTMの人にも会ったのだけど…

一言二言、言葉を交わしただけだけど…

俺にとってのリアルなFTMはその彼だなと思う(笑) 因みにいい印象はない(笑)

 

なんか男以上に男っていうか

嫌な男を模倣してるのか?ってくらい(笑)

横柄な態度で、初対面なのにお前呼ばわりされたって印象しかない…(笑)

(※お酒をのむ場所ですからね、仕方ないけどw)

 

冒頭らへんでも少し書いたが

一週間の中でたった1回しか会ってないのに

忘れられない人たちが何人かいる。

 

・LGBTとは関係ないけど

余命宣告受けてる人が、初めて会う俺に

一言だけ伝えた言葉は今でも心に残ってる。

ちゃんとまだ覚えてる。

 

・ノンケなのに男とキスしたことある男性(笑)とかもなぜか覚えてるw

"初めて男好きになった時、やっぱ葛藤あった??"とウキウキで聞いてきた印象があるw

 

・上記したFTMの彼

 

・前記したMTFの彼女

 

・めっちゃ美人な、男とヤル為だけに胸を入れたニューハーフの先輩(年下)笑。(洗い物バリ早い&シゴデキ美人)

 

・初日に教えてくれたイケメン先輩

 

などなど、1回しか会ってないけど覚えてる人たちはもちろんのこと

 

一週間の内に何回も会った

ママとかチーママたちもちゃんと覚えてる(笑)

 

仕事内容っていうのかな?

夜の水商売の世界が自分には向いてなさすぎるってか、そういうところに飲みに行ったこともなかったし知らない世界すぎて、無理だなって思って辞めちゃったけど

 

出会った人はいい人が多かったなと今は思える。