飾らない場所

何者でもなくただ生きてるだけの、ここに居るだけの僕・私・俺

全てあった事

別に軽く見たつもりも無いけれど

良くも悪くも起こった事は忘れていく。

薄れていく。

 

大震災も

テロも

津波

戦争も

特攻も

 

良い悪いとか本当とか嘘とか

個々のストーリー的なそんな話がしたい訳じゃなくて

 

作り物でも何でもなく

過去に本当にあった出来事なんだという事を

忘れそうになる。

 

いつの時もそこにたくさんの人が居て

生活があって、想いがあって。無くなった。

 

その事実は何も変わらなくて

その数だけ、進む時間の中で

涙を流した人がいた事もまた変わらない事。

 

いつの時代も

何年経っても

人の死というものは変わらず誰かを泣かせ

 

歴史を刻めば刻むほど

それだけ多くの涙が流れる

 

歴史は時間がただ進んでるだけじゃなくて

想像もできないほどの

涙と思いが共に刻まれてるんだなと

 

改めて感じた。