飾らない場所

何者でもなくただ生きてるだけの、ここに居るだけの僕・私・俺

年寄りの会話

お婆さんと会話する事があったのだが

10年も20年も前の事を最近の事のように話す。

 

きっと、本当の最近なんて

話すような出来事もない毎日なんだろうな。と思いつつも

いつまで経っても過去を生きているのかな。なんて考える。

 

目新しい事なんて無くて

思い出話に浸って

年齢に蝕まれていく体と共に

死期に向かう毎日。

 

なんと哀れなことだろう。