飾らない場所

何者でもなくただ生きてるだけの、ここに居るだけの僕・私・俺

そんな人間じゃない

学生時代などは良く、

他人が思う俺と自分が思う俺は違うと思ってた。

 

「そんな人間じゃない」と

何度も思ったことがあるし、実際違った。

そのズレがしんどく、怠く思う事もあった。

 

けれど

 

今思うとそんな自分じゃない自分を

誰かがそんな自分にしてくれていたんだと思える。

 

例えば普通なら関わらなかったグループに

「お前は俺たちと同じだな」と思ってもらえる事でそのグループに居れるんだろうし

それらは色んな所で助かってるのかもしれない。

 

時には、知ってか知らずか

(多分知ってただろうな。)

 

学校が嫌で行ったり行かなかったりした時も

寝坊と称して途中からよく行ってた時も

一人の友達は俺の事を

 

不良だな(笑) とか 朝弱いから迎えに来た。 とか

よく気にかけてくれてた。

行きたくない自分としては

それが面倒だった時も多々あったけど

 

今思うと、そいつが居てくれたから

ちょっと悪い子とか朝弱いとか、そんな

レッテル?みたいなものが自分にできて

 

少しは自分自身の心にもゆとりが出てたのかもしれない。

 

弱い奴。不登校。ってのが本当の自分で

周りもそのように接し、自分を見てたら

その一瞬は楽になった気がして良かったかもしれないが

多分もっと行きずらく

そして学校社会で生きずらくなってただろうなと

今はそんな風に思ったりもする。

 

誰かの目というのは

凄くしんどいものだと感じる。

けれども、それがあるから今、自分がいる場所で

自分が立っていられるんだと思った。