よく、ニュースの速報時や初めの頃の報道時の意見と
詳しくわかってからや、後の報道時の意見とが、
ネット等を見てると180度変わってることがある。
その事で
「みんな、あの時は悪いって言ってたくせに、今は肯定するんだね。いい加減。」
みたいなコメントがよく書かれたりする。
言いたいことはわかる。けども
それはいい加減だけな訳では無い事も知るべきだと思う。
まず初めに
ネットでの書き込みは明確な人がわからない分、"色んな人がいる"と認識していても、楽しんでる同じ人(複数人)がいい加減に意見をあっちこっち言ってる気になるが
そもそも、言ってる層や人が違うかったりもする。
前半では抑圧されてた側が
後半では幅を聞かすような事があったりなど。(それだけでは無いけれど。)
それと同時に
"メディアの報道の仕方"と一括りに言っても
その中には
どのコメント(や映像等)を使うか、
どういう言葉を使うか(又はテロップをどうするか)や、
どんな音楽(BGM)か、
ナレーションの口調はどうするのか、などなど
1本のニュースを作る中で色んな思惑や誘導を加えることができる為、
意見が誘導されやすい中にある事も知るべきだと思う。
意見が変わるというのは
悪く言えば、条件さえ整えば誘導されやすい人が多いという事でもある。
そういった事もふまえておかないと
「みんな意見がコロコロ変わって、都合いいね。」
という言葉はただの偏見になってしまう。
それは結局の所、自分もいい加減な事を言ってる都合のいい人と同じなのである。